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転職理由を明確にする

転職を成功させる要因の1つに、芯を得た「転職理由」であるかどうかが大きく影響します。本来、求めているものを得るために転職はするものだからです。例えば、通勤時間の短縮を理由に転職したはずが、本当に求めているものは年収アップのような場合、企業選択の方法が大きく変わってきます。まずは転職の理由を整理していきましょう。

「転職したい」理由を具体的に考える

転職理由は人それぞれですが、子育てをしている方の転職が大きく分けて以下の6つに当てはまるのではないでしょうか。

・職種/仕事内容を変更したい
・年収をあげたい
・時短勤務など制度を使いたい
・通勤時間を短くしたい
・人間関係
・雇用形態を変えたい

これらは転職理由にはなりますが、もう少し細かく、具体的に考えていくことで課題がクリアになるため、より自分にマッチした求人を見つけることができます。

例えば、時短勤務を(中長期で)使える会社にいきたい、という理由。一見すると、そうした制度がある会社に行くべきように感じますが、「制度がそもそもないのか」「制度はあるが誰も使っていないのか」「使っている人はいるが部署が違うのか」などいくつかの状況に分解することができます。

一概に「時短勤務が使える会社」として探してしまうと、制度はあるけど誰も使っていない企業も対象に入るため、転職後に想定外のギャップが生まれる可能性が高いと言えるでしょう。

大事なのは「なにを変えたいのか・変えるための転職」なのかを最初の段階で見極めることです。転職は100%自己責任。最初の転職理由の設定で結果が大きく変わるでしょう。

子育て中なら尚更!転職条件の「最低ライン」を決める

転職には完璧な成功事例はありません。新しい企業に入社すると、あると思っていたものがないこと、ないと思っていたことがあることなどよくあることです。

そこで重要なのが転職活動における条件に「最低ライン」を設けることです。最低ラインを設けることで、最低限自分にとって必要不可欠な環境をもち、ギャップを食い止めることができるためです。

例えば、子育て中の仕事における残業は難しいケースが多いです。突発的な仕事があろうが、天気が悪くなろうが、保育園に預けている我が子のお迎えがある場合は時間通りに退社が必要です。
「17:00に退社しないと間に合わない」といった最低ラインの条件を設定しておくことで、自分にとって外せない条件が残ってきます。逆にいうと最低ラインを設定することで転職の条件の優先順位は自ずと決まっていくでしょう。

転職に完璧はありませんが、自分にとって「本当に良い転職だった」と思えるように、外せないポイントは事前に家族と相談しておくことが重要でしょう。

転職活動を終えようとしている時こそ、転職理由に立ち返る

転職活動を終える頃になると、いくつかの企業からオファー(入社条件)が提示され、本来の転職理由よりも年収などを選びがちになります。

もちろん年収が高い方が良いと考える人の方が多いかと思いますが、自分の転職理由に則った選択をしているかを改めて確認しておいた方が良いでしょう。

迷った時に転職理由を確認することで、短期ではなく中長期で活躍できる、自分が必要としている環境に出会うことができるはずです。