現職の企業への退職連絡は転職活動の中で最も重要な項目の1つかもしれません。これまで少なからずお世話になった企業を離れる際にはしっかりと良好な関係を持って退職することを心がけましょう。ここでは退職連絡での注意点をまとめています。
とにかく早めに伝える
退職連絡は緊張しますし、引き留められる可能性を考えがちですが、兎にも角にも早く伝えることが重要です。
なぜなら企業には採用計画があり、それに則って戦略を作成し、予算に落とし込んでいるためです。1人がいるのといないのとでは取るべき戦略が大きく異なります。
このため、方針が定まったのであればできる限り早く自分の上司に伝えるようにしましょう。
退職理由をポジティブに伝える
「他の会社の方が良かった」「やりたいことができなくて」というネガティブな印象を残すとなかなか良い関係性を作れません。
「必要なスキルを身に付けたい」「次のステップを歩みたい」などポジティブに会社を去る理由を述べましょう。
双方に送り出し、応援される関係であった方が幸せですし、今後様々なシーンでプラスに働いてくる可能性が高いです。
慰留がある場合の対処
慰留がある場合は、丁重に断ることが必要です。報酬や昇格、部署変更などを申し出られる場合は「引き留めていただき、大変ありがたいです。ですが、一度決めたことですので、どうかご了承ください」とお伝えすることで誠意を持った対応が可能です。
また次の会社が決まっている状態には、与える心象も変わるため、あえてその話を自分から持ち出す必要はないですが、聞かれた場合には絶対に嘘をつかずに正直に話すのが良いでしょう。