転職理由
転職理由は王道の質問の1つです。「何を求めているのか」がはっきりとわかるため、ネガティブな要素で転職する場合や他責思考が強い人を見抜くことができます。実際にいくつかの事例を出してみると、
雇用形態を変更したい場合、
良くない例)派遣で裁量ある仕事を任せてもらえないから転職を検討しています
解説:
「派遣」だから仕事がないというのは他責に見えてしまいます。裁量権がないのは派遣という雇用形態が原因ではなく(もちろん一部としては考えられれます)、派遣という立場でもしっかりと前向きなスタンスを出した上で、行動し、結果できなかったというプロセスを示すことが必要です。
良い例)派遣という身分ですが、スキルアップのために上司に掛け合い、仕事を任せていただけないかと相談しました。最初は断られていましたが、必要な資格の取得や日々の情報収拾を続けていた結果、求めていた仕事の一部を任せてもらうことができました。さらなるスキルアップを目指し、今度は正社員として勤務していこうと考えています。
通勤時間を短くしたい場合、
良くない例)現職は通うには遠く、通勤時間を短くするために転職を検討しています
解説:
話している理由は最もであっても相手への伝わり方を意識する必要があります。上記の場合は「近ければどこでも良いのではないか」という印象を与えますし、通勤距離が長い結果、勤務時間が短くなり、年収が下がる、という理由も考えられます。ポジティブに伝えることを意識するのが良いでしょう。
良い例)通勤時間が1時間半かかっており、その時間を勤務に当てることにより、より生産的かつスキルの習得に繋がると考え、転職を検討しています
ここで重要な理由が転職するに値するものであることです。例えば、上司との関係性が原因になる場合、次の会社で同様の事例が起きないことは約束できない内容になります。また会社の経営状況の悪化による自主退社の場合、「経営が不安定になるといなくなってしまう人」というレッテルを貼られる可能性があります。
十分に転職たる理由を伝えることで、転職理由に関してはクリアになるため、意識しておきましょう。
志望動機
志望動機は転職理由の次に聞かれる重要な質問です。ここでは「自社に対する関心度合い」「面接への十分な準備」など姿勢部分を含め確認されることを覚えて起きましょう。
ここで重要なのはその企業が求めている要素を正確に把握し、志望動機をピンポイントで話せることです。
例えば、良くあるフレームワークとして、企業の魅力を4つに分解すると
・理念・目的
・人材・風土
・仕事・事業
・特権・待遇
と言われています。
今回選考を受けている企業が「理念・目的」をとても大事にしており、それに当てはまる人材の採用を強化しているのに対し、「特権・待遇」を志望動機にしてしまうとズレが生じ、お見送りとなります。
採用ページなどを確認しながら、その会社はどこに強みを持っているのか(サービスの認知度なのか、人の優秀さなのかなど)を把握し、的を得て回答することが重要です。
職務経歴
職務経歴書を作成している状態であればおおよその経歴についての話はできるはずですが、経歴の伝え方は面接用に練習しておいた方が良いでしょう。
特に企業が重要視するのは前職以前での成果に対する「再現性」です。ただ結果を出した人ではなく、結果が出るプロセスを次の仕事でも同様に取り組める人材が重宝されます。
なぜ営業成績が1位だったのか、なぜ部署立ち上げを短期間でできたのか、など過去の成果にフォーカスして、達成できた理由を分解して考えてみることが重要です。
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